ジロ子屋です。
こう思う人も多いのではないでしょうか?
しかし塾や学校から発表されるのは、合格の目安ばかりですよね。
自分の点数で勝負ができるのか知りたい、可能性が少しでもあるなら受けたい、と思う受験生は多いと思います。
ジロ子屋では高校の合格最低点を把握するようにしています。
主に卒塾生や内部生からの情報収集になります。
その中で今回は奈良の郡山高校の合格最低点をお教えしたいと思います。
2023年度合格最低点 303(ジロ子屋調べ)
この数字はあくまで参考程度にとどめてください。
学校の先生から教えてもらった数字ではありません。
卒塾生や内部生からの口コミを頼りに割り出した数字ですので信憑性はありません。
この合格最低点は内部生からのリークによるものです。
毎年、受験の点数を知ることができる時期があります。
その時期には生徒同士で受験時の点数を報告し合います。
中でも合格最低点はどれくらいだったのかは自然と注目されます。
郡山高校は奈良で注目度の高い高校なので、皆が知りたい情報です。
卒塾生から必然的にジロ子屋にも情報がまわってきました。
2023年度の入試は例年より難しく平均点が落ちました。
通年の合格最低点より低い数字が出ていることを理解する必要があります。
そして2024年度の郡山高校の合格の目安は例年より上がっています。(合格者の偏差値があがっている)
この合格最低点を紐解いて解説していきたいと思います。
合格者は内申が130を超えてたそうです。
つまり合格最低点で合格を勝ち取る子は内申の高い子です。
実力はあるが当日の点数が極端に悪かった子を拾い上げた結果、低い数字での合格者が出たのです。
逆に言えば、内申の足りない子(内申120以下)が、当日の点数を頑張って、この合格最低点に到達しても合格しません。
同じ合格最低点かそれ以上で落ちてる子がいてることも現実です。
奈良の高校の公立受験は内申点重視です。
これは間違いありません。
郡山高校の場合、内申が120以上、9-11月の実力テスト平均が405 点以上なら、合格できると思っていいでしょう。
先のブログで紹介しました、12月の秘密の会議で生徒の進路先が決まるお話をしましたね。
よっぽどのことがなければ落ちません。
(よっぽどのことがないように気をつけてください・笑)
では実際の合否はどうなっているのか?
内申120以上 9-11月実力テスト平均 400以下 ・・・①
内申120以下 9-11月実力テスト平均 400以上 ・・・②
この層たちが合格当落線上にいており、この層で合否が振り分けられます。
①と②で内申点+当日入試点が並んだ場合は、①が優先的に合格します。
郡山高校に関しては内申重視です。
ですので内申が足りないということは、自分が思っている以上に不利だと思ってください。
入試の当日点は難易度によって平均点が変わります。
ですので合格最低点は当該年に当てはまる数字であり、次の年にそのまま採用できる数字ではありません。
過去問を解いて合格最低点を超えた! というのは早計です。
その年の平均点、合格ボーダーラインが違うからです。
では合格確率を予想するのはどうすればいいのか?
それは模試を参考にします。
五木模試と進研模試。
特に五木模試が重要です。
注目すべてきポイントは志望高校順位と合格判定です。
まずは合格判定。
この判定は、その年の受験生のレベルを勘案して判定を出しています。
何点とれたから合格、という基準ではありません。
他の受験生と比べて判定を出しています。
郡山高校の合格基準(ジロ子屋予想)
内申120以上 9-11月実力テスト平均 400以下の場合
B判定・・・確実に合格できます。合格率90%
C判定・・・合格の可能性が高い。合格率70%
D判定・・・落ちる可能性が高い。合格率20%
内申120以下 9-11月実力テスト平均 400以上
B判定・・・合格の可能性が高い。合格率80%
C判定・・・合格の可能性が低い。合格率30%
D判定・・・落ちる可能性が高い。合格率10%
B判定がでれば、自信を持って受験すればいいと思います。
問題はC判定が出た場合、さらに細かいデータ収集が必要になります。
その場合は志望高校順位に着目してください。
郡山高校の募集人員は360人(令和6年度)ですので、360位以内に入っていれば合格できるわけではありません。
ここに内申を加味する必要があります。
200位以内 内申115以上、ほぼ合格間違いなし
300位以内 内申120以上は合格の可能性大、内申120以下は五分五分
378位以内 内申120以上は五分五分、内申120以下は合格の望みは薄い
※9-11月の実力テスト平均点と12月懇談は加味しない場合の予想です。
このように合格最低点を知るよりも、模試の結果を踏まえて判断した方が正確です。
毎年、模試の結果どおり受験生が合否していることが多いのが事実です。
合格最低点が303。これを超えることを目標にしても合格を勝ち取ることはできません。
あくまで模試を重視してください。
そして9-11月の実力テスト平均点で自分はどう評価されているかを知り、挑戦するのがいいと思います。
ジロ子屋の予想でよければ参考にどうぞ。
【合格率20%】9-11月実力テスト 380-400/五木模試C判定/内申115-119
【合格率40%】9-11月実力テスト 380-400/五木模試B判定・200位以下/内申115-119
【合格率80%】9-11月実力テスト 380-400/五木模試B判定・200位以内/内申115-119
これ以下の成績でしたら合格率5%以下になると思います。
今回は合格最低点のお話しをさせて頂きました。
ジロ子屋では合格最低点よりも模試の結果を重視して合格予想を立てています。
もちろん先生との懇談内容が一番重視されるべきです。
(ブログでも紹介しましたが、先生が「難しい」といったところは落ちます。それは子どもの実力ではなく大人の事情だからです。)
公立高校は全員合格させることが必須だと心に強く誓って取り組んでいます。
その子の人生がかかっているので取りこぼしはあってはならないと。
情報を開示することにより、より正しい判断ができ、多くの方が合格できることを願っております。
ジロ子屋は大阪と奈良の偏差値60以上の高校の情報が得意です。
また時間が許せば違う高校のお話もさせていただこうと思います。
ではまた。